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降板後もベンチからの視線ツーシームで日ハムナインへの威圧に余念がないのは、今季限りでの引退を表明したご存知男気黒田。しかし延長10回裏、大谷の打球が一塁線を走っていくのを見るとその目は広島ファンの詰めかけた札幌ドームの一角のごとく真っ赤に燃え上がった。まずはマウンドの大瀬良へ「二年連続ポストシーズンでのサヨナラ負けおめでとう」と後輩の力投を労い、石原へは「敬遠しても打たれ、勝負しても打たれるのか」「俺の勝ちを消してくれたな」「日本シリーズではヒット一本も打てないのか」と現役続投を示すかのような怒涛の投球練習。ヒーローインタビューを受ける大谷へは「日本シリーズ負け投手なのは変わらないぞ」と胸元を抉るフロントドアで心憎い男気エール。そのまま広島ナインを整列させ順に投げ込みを敢行する男気黒田だったが、ここで見かねた中田翔から「お前もツーベース二本打たれたやろ」と不意の一閃。怯んだところをエルドレッドの「途中交代でヘーゲンズを登板させたから大瀬良が2イニング投げることになったんだよ」との3試合連続4本目となるホームランによってスタンドへと運ばれ、無事人生からも降板となった。この件についてゴミってる(47)は「(外野に守備固めを送らなかったのも、サヨナラの場面で後退守備をしいたのも)結果論」とコメントし、選手個人個人への責任追及の構えを見せた。なお、広島での再登板には間に合わん模様。

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